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海ねこ日記【011】

海ねこ新聞 号外 第2727278

見出し:  

<自発熱を新エネルギープラントに>

三匹で自発熱のプラントを稼働させた当日

先だって始めたチコさん(洗濯済みの白い靴下を履いた方)にお話を伺ったところ、

「最初に(箱を)見つけた時は

 暖かい服(誰かの犠牲)もあって

 そりゃ ラッキー って思ったよ」

「全ては

自分が寝てる間に起きたこと

(にゃん)」  

と取材班にそう語ったチコさんの顔は、どことなく苦しそうに見えた。聞けば自発熱を蓄えておくにはコツがいるのだそう。

チコさんのお話では、あれだけ広々としていた箱が寝ている間に少しずつ狭くなっていき、それと比例して自発熱がどんどん蓄えられていったそうだ。それ以降チコさんは、約8時間あまり、その状態を維持し続けている。

「これが世界の自然環境を救う

 新しいエネルギーの在り方になるかもしれない」

真っ白い靴下を伸ばしながら、チコさんはそう言ってはにかんだ。  

撮影協力:新エネルギープラント立ち上げ隊ノラ部3名

お寒いなかのご協力

ありがとうございました。

   ※画像はノンフィクションです(もちろんにゃ)


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